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発達特性と発達障害

  • kokoronomori2002
  • 2024年5月11日
  • 読了時間: 1分

発達特性というのは、「イメージが苦手」「集中がコントロールしづらい」といった特性のことです。発達特性がある、と一言で言いますが、実は、「個性の範囲」から始まり、「特性が明確にある状態」更には「障害として認定できる状態」というように、幅広く「特性の濃さ(強さ)」の状況を含みます。

個性の範囲というのは、特性はあるけれど本人の自助努力で、社会生活(学校生活、仕事)を大きな支障なく出来る状態のことです。

特性が明確にある状態というのは、診断基準には満たないけれど、周囲の人の理解や支援があった方が過ごしやすい状態の事です。

障害として認定できる状態というのは、医師により診断基準を満たすとみなされ、何らかの診断名が出される状態です。ここで大切なのは「診断を受けると差別されるのではないか」「社会的に不利益になるのではないか」という疑問を伺いますが、本来、診断を受けるということは「社会的な支援を受ける必要がある状態」であるから診断を受けるという視点です。診断を受けるということは、「支援を受ける権利を取得する」ということだと理解されて下さい。



#発達障害 #発達特性

 
 
 

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